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ミネラル分が詰まった海洋

今現在、地球上には103種類の元素が存在していると言われています。そしてその中で60〜70種類のミネラルが、体内で活躍しているそうです。人間の成長や生命維持にどうしても欠かせないミネラルを必須ミネラルといい、これには16種類の元素があります。

なお、ミネラルは体内で合成することができません。このため、必須ミネラルが1つでも欠けてしまうと、たちまちミネラル欠乏症に陥り、様々な病気を発症します。状態が悪くなると、心不全や腎不全、肝不全など重大な疾患に発展する危険性もあります。ミネラルは私達の健康生活や生命活動におちて、必要不可欠なものと言えます。

このミネラルは、もとを辿ると様々な地層に広く分布しています。もちろんそれらが鉱山や海洋に幅広く分布している場合もあります。

地表や鉱山に降った雨は河川となって大地の下流に流れ、その一部が飲料水や農業用水として利用されます。またその場合、河川の水に含まれるミネラル分が、私達の体や農作物に吸収されます。なお、ここで消費される水の量は、河川全体から見た場合、非常にわずかなもので、その大半は海洋にたどり着きます。

また雨水は地表だけに留まらず、地下に浸透してミネラルを含んだ地下水となり、地層内に流れてその一部は井戸や湧水となって再び地表に現れます。これも飲料水や農業用水として利用されますが、ここで残った水も河川を通じて海洋に流されます。

このように、地表や地層内に存在するミネラルは、どんどん海洋に蓄積され、海洋のミネラル濃度は高くなります。このため魚介類や海藻などの海産物には、たくさんのミネラル分が豊富に含まれています。

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